ボイスドラマ」カテゴリーアーカイブ

声劇台本 告白

【1人用 声劇台本】告白 男0:女1

 2020年10月24日

 

告白

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配役

女の子 :

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待って、行かないで!

私さ、2人っきりになれるの、ずっとずっと待ってたんだ。
でね、私、私さ、私・・・

・・・きなの。

あ、だめ、わかってる、ちゃんと聞こえなかったよね。
もう一回、ちゃんと言うから、ううん、言わせてほしいの!

えっとね、じゃあ、言うね、私、私ね・・・

・・・あなたのことが、好きなの!!

・・・・・・

い、いきなりびっくりしたよね?
私普段は、自分の感情あまり出さないから・・・

でもね、ずっとずっと、好きだったの。
あ、でも最初からじゃないよ。
はじめて会ったときは、全然なんとも思ってなかったもん。

聞いてくれる?
前にさ、みんなで花火大会見に行ったことあったじゃない?
あのとき、ほら食べなよって言って、食べかけのからあげ棒くれてさ。
なんともない風にして食べたけど、心の中で、これって間接キスだよねって、すごいドキドキしてたんだ。
あ、夜だからっていうのもあったよ。
暗いと顔とかもよく見えなくなるし、距離もすごく近く感じて。
ほら、人って自分のまわりにパーソナルスペースを持ってるって言うじゃない?
そのパーソナルスペースの中に男の人が入ってくるって経験、あまりなかったから。

でね、その後になってから、よくよく聞いくとすごく落ち着く声してるなあとか、話してるときいつもよく笑ってるなあとか、どんどんいいところが見つかっていって、気がついたら目で追っかけるようになっちゃってたんだ。
そしたら私、変に意識しちゃって。
あなたのこと、逆に避けるようになっちゃって。
自分が好きになっちゃったって気持ちを知られることが、すごく、すごく、こわかった。
あ、でもね、一緒にいるときは、できるだけ普通でいるようには心がけたよ?
普段と違う態度とったら、それこそ怪しまれちゃうでしょ。

すー・・・・・・・・・はあああっ。
うん、私の話はこれでおしまい!
ずっと2人きりになったら言うぞ、言うぞって思ってて、今全部言えたから。
なんかもうつかれたー、やり切ったーって感じ!

へ、返事は、別に今じゃなくっていいよ。
えへへ、聞くの、こわいんだ。
勢いに任せて言うことばっかりで、その後のこと、なんにも考えてなかったの。

じゃあ、もう行っていいよ。
あ、こういう場合って、私が先に行った方がいいのかな?

じゃ、じゃあね!
返事は期待しないで待ってる!

またねーー!!

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【声劇台本】 告白

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声劇台本 きづいてほしいの

【3人用 声劇台本】きづいてほしいの 男1:女2

 2020年7月4日

 

きづいてほしいの

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配役

カナ :
先生 :
あかね:

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■ 学校・廊下

カナ 「せーんせっ!」

先生 「おお、カナか。どうした?」

カナ 「今日はなんの日でしょう?」

先生 「あー悪い、先生いま忙しいんだ。」

カナ 「ええー、つまんないの。じゃあ、いつだったら聞いてくれる?」

先生 「そうだな・・・また、あとでな。」

カナ 「うー。」

あかね「ふふ、カナってば、またストーカーしてるんだ?」

カナ 「ちょ、人聞きの悪いこと言わないでよ!」

あかね「そんなにアタックしてるのに、ぜんぜん振り向いてくれないなんて。つらいよね。」

カナ 「あ、あなたには関係ないでしょ!」

あかね「関係ないかな。そうかな。」

カナ 「なにか言いたげな顔してるわね。」

あかね「ま、知らないほうがいいこともあるよ。せいぜいがんばって。」

カナ 「なによそれ・・・ってちょっと! 話を勝手に終わらせないでよ・・・ったく、なんだってのよ、もう。」

■ 学校・教室

先生 「じゃあ続きは次回。教科書で言うと45ページからだな。しっかり読んどけよ。」

カナ 「せーんせっ!」

先生 「なんだまた来たのか。今度はどうしたんだ?」

カナ 「さっき答えてもらえなかったから、もう一回ね。今日はなんの日・・・」

先生 「あ! ああー! このあと大事な会議があるんだった。悪い、またな。」

カナ 「なにそれ! 先生わたしのこと避けてるでしょ!」

先生 「そんなことあるわけないじゃないか。先生にもいろいろとあるんだよ。」

カナ 「いろいろって・・・そのいろいろに、わたしもまぜてくれたっていいじゃない!」

先生 「いや、もちろんカナのことだってちゃんと考えてるぞ。」

カナ 「えっ・・・」

先生 「だから、また今度、時間あるときに聞くから。な。」

カナ 「・・・ちがうのよ先生、今日じゃなきゃダメなの!」

先生 「いけない、時間だ。」

カナ 「もう、せんせーい! 行っちゃった・・・。」

あかね「逃げられちゃったね、ストーカーさん。」

カナ 「うう、なによ、あなたこそわたしにストーカーしてんじゃないの?」

あかね「ふふ、そうかもね。迷惑だった?」

カナ 「べつにそういうわけじゃないけど・・・。」

あかね「だったらいいじゃない。で、なんの日なの、今日って。」

カナ 「それはっ、わたしと先生だけのヒミツよ!」

あかね「ふーん、先生はわかってなさそうだったけど。」

カナ 「いいえ、先生が知らないはずないわ。知っててわたしを避けてるのよ。ぜったい。」

あかね「考えすぎじゃない?」

カナ 「だって、そうとしか思えないわ!」

あかね「そう。まあいいけど。・・・30分後。」

カナ 「え?」

あかね「30分後、先生は屋上にいるはずよ。」

カナ 「どうしてあなたが知ってるのよ。」

あかね「さあ。あたしと先生だけのヒミツ、かな?」

カナ 「・・・ふざけるのもいいかげんにしてよ。」

あかね「まあ、信じる信じないはカナ次第ね。じゃ、がんばって。」

カナ 「あ、ちょっと! なんなのよ、一体! ・・・・・・。気に食わないけど、ほかに心当たりもないし、いいわ、行ってやるわ! これでもしいなかったら・・・覚えときなさいよ、もう!」

■ 学校・屋上

カナ 「はあー、待ってると時間経つのおっそいよね。もう、本当に来るのかしら。わたし、やっぱりだまされてる・・・?」

カナ 「あ、来た!!! え、ちょっと、どうしよう!」

カナ 「・・・って、あかね!? なんであかねが先生と一緒にいるのよ。まって、どういうこと??」

カナ 「とっさに隠れちゃったけど、これじゃここまで来た意味ないじゃない。うー、がんばれわたし。だいじょうぶ、こわくないわ。先生とあかねがどんな関係だろうが、わたしの知ったことじゃない。第一、ここに来るのを教えてくれたのはあかねなんだし、一緒にいたってぜんぜん不自然なんかじゃないわよね。わたしはわたしがしたいことをするだけ。こわくない、こわくない、こわくないっ・・・!!」

カナ 「まって、あかねいなくなってるんだけど!! わたしの心の準備返して! ・・・・・・ううん、よくよく考えたらかえって好都合じゃない。いるのは先生だけ。わたしは話しかけさえすればいい。単純明快なことよ! よし・・・よしっ、行くぞわたしっ!」

カナ 「せーんせっ!」

先生 「ん? おお、カナ。よくここにいるのがわかったな。」

カナ 「ふふん。わたしの情報網にかかれば、そんなことくらいわけないわ!」

先生 「ん、ああ、そうか。でも、ちょうどよかった。じつは先生もカナに用があったんだ。」

カナ 「えっ・・・?」

先生 「なんだか当ててみるか?」

カナ 「そ、そんなの、わかるわけないじゃない。」

先生 「はは、それもそうか。じつはな・・・。」

カナ 「まって、まって! まだ心の準備が!」

先生 「カナが作った交通安全標語、市内で最優秀賞に選ばれたんだ!」

カナ 「・・・・・・・・・・・・ふぁ??」

先生 「さっきの会議も、その件についてのことでな。それまで確定してなかったし、期待だけさせて結果ダメだったらかわいそうだから、なにも言わずにいたんだよ。」

カナ 「え、あ、うん。」

先生 「顔が完全に豆鉄砲くったハトになってるぞ。そうそう、明日の全校集会で表彰することになったから、心の準備、しておけよ。」

カナ 「ふぇえ!? あ、うん、はい。」

先生 「よし、じゃあ明日に備えて早いとこ帰れ帰れ! 寄り道するんじゃないぞー!」

カナ 「え、あ・・・ああーー!! 行っちゃった・・・。」

カナ 「えーん、今日誕生日なんだよ、先生! プレゼント、あげそこなっちゃったじゃない・・・。なんか、一気につかれちゃった。いいわもう、帰ろ。」

あかね「・・・せっかく絶好のチャンスをあげたのに、失敗しちゃったか。はあ、キューピッド役も、楽じゃないよね。ま、そこが楽しいとこでもあるんだけど。」

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【前編】

【後編】

 

 

声劇台本 今日はついてる

【2人用 声劇台本】今日はついてる 男0:女2

 2020年6月19日

 

今日はついてる

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配役

ヒカリ:
あかね:

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ヒカリ「あかねー! じゃんけんしよ!」

あかね「え、いいけど・・・どうしたの、急に。」

ヒカリ「へへーん! あたし、今日はめちゃくちゃついてる気がするんだ!」

あかね「・・・ついに頭がおかしくなっちゃったか。」

ヒカリ「なっ、ひどっ! これにはちゃんと根拠があるんだから!」

あかね「ふーん。一応聞いてあげようか?」

ヒカリ「あかね、まいたけ占いって知ってる?」

あかね「ああ、あの当たるって評判の?」

ヒカリ「もう、知ってんじゃん! でね、あたし今週、なにをやってもうまくいくでしょう、って出てるんだ!」

あかね「は、なにをやっても? そんなの大袈裟すぎでしょ。」

ヒカリ「と、思うじゃん? でもでも、信じるものは救われるって言うし、意外と当たるんじゃないかなあって。」

あかね「あのさ、小学生じゃあるまいし、いまだに占いなんて信じてるの?」

ヒカリ「え、あかね信じない系? 違うんだって、占いの中でもまいたけ占いだけは特別なんだって!」

あかね「特別ねえ・・・」

ヒカリ「信じてないなあー? とにかく、ついてるんだからじゃんけんだって勝てるんじゃないかなって思ってさ!」

あかね「どうせいやって言ってもごねそうだから、付き合ってあげる。その代わり、一回だけね。」

ヒカリ「ぜんぜんいいよ、一回だけでも勝つから! よーし、それじゃあいくよ!」

ヒカリ・あかね「じゃーんけーん!」

ヒカリ「ああ・・・ああーー!! まけた・・・」

あかね「残念ね、これが現実よ。」

ヒカリ「え、なんで、絶対おかしいって! こんなはずじゃないもん!」

あかね「だから、夢じゃなくって現実を見てね?」

ヒカリ「うう・・・ひどい・・・。ねえ、あかねって、なに座?」

あかね「え、うお座だけど。」

ヒカリ「うお座!? わー、そういうわけだったかー・・・」

あかね「まって、ぜんぜんわかんないんだけど。」

ヒカリ「今日のあさです占い、うお座が1位だったんだよ!」

あかね「・・・・・・そう。」

ヒカリ「リアクションうすっ! もう、ほんとに占いは当たるんだってば!」

あかね「さっきの結果がそうは言ってないみたいだけど。」

ヒカリ「あーかーねー・・・・・・」

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声劇台本 まよっちゃった

【2人用 声劇台本】まよっちゃった 男1:女1

 2020年5月30日
 2020年6月13日

 

まよっちゃった

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配役

女の子 :
青年 :

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女の子「あれ、また同じとこにでちゃった。おっかしいなあ、さっきと反対のほうにいったはずだったんだけど・・・反対で同じだったら、つぎは反対の反対・・・って、それじゃあ元通りになっちゃうよ! うーん、よくわかんないけど、考えてるより、進むしかないよね。」

女の子「・・・また同じとこかあ。あー、こんなとこでまよってる場合じゃないんだけどなあ。どうしよう、足は痛いし、つかれたし・・・もうやだあーー!!」

青年 「そこにだれかいるのかい?」

女の子「へあっ!!」

青年 「あ、ごめん。おどろかせちゃったかな。」

女の子「え、あ、あの、その・・・あ、あなた、どこからきたの!?」

青年 「どこからもなにも、声が聞こえたから、なにかあったのかなって見にきただけだよ。」

女の子「そう・・・わたし、そんなにおっきい声だしてた?」

青年 「少なくとも、ぼくに聞こえるくらいはね。」

女の子「やっ、はずかしい・・・」

青年 「気にしないで。それにしても、こんなところでどうしたんだい? このあたりで人に会うことなんて、滅多にないんだけど。」

女の子「じつはわたし、おつかいの途中で。この森をぬけたら近道になるからって、ずっと歩いてたんだけど、ぜんぜんぬけられなくなっちゃって。同じとこに何回も帰ってきちゃうし・・・えへ、まよっちゃったみたい。」

青年 「そうだったんだ。どこに向かおうとしてたの?」

女の子「えっと、ラークリーって街。」

青年 「ラークリー? ずいぶん遠くまでいくんだね。」

女の子「そうなの。だから急がなきゃって思って、ぬけ道通ろうって。でもこれだったら、遠回りしててもあんまり変わんなかったよね・・・」

青年 「わかった。とにかく、森をぬけるまでぼくが送っていくよ。」

女の子「え・・・いいの?」

青年 「だって、まよっちゃったんでしょ? このまま置いていけないよ。」

女の子「やったー、ありがとう! ・・・あ、ございます! ふつつかものですが、どうかよろしくお願いします。」

青年 「やだな、かたっくるしすぎるよ。さ、いこう。」

女の子「はーい!」

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声劇台本 用心棒もつらいよ

【2人用 声劇台本】用心棒もつらいよ 男2:女0

 2020年5月27日

 

用心棒もつらいよ

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配役

冒険者 :
用心棒 :

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冒険者「いやあ、もうすぐだな、クルム鉱山。この道をずっとまっすぐだっけか?」

用心棒「・・・そうだな。」

冒険者「なんだ? これからいっちょ大捕り物かまそうって時に、用心棒サマがそんなんじゃ、調子狂っちまうぜ。」

用心棒「ふん、楽しそうだな。」

冒険者「おうともよ! なんたって国のお墨付きの仕事だからな。報酬もタンマリだしな!」

用心棒「金か。そんなに金が欲しいのか。」

冒険者「なんだよ、んなもんあたりまえじゃねえか! 金さえあれば、好きなことがなんだってできちまうんだぜ? あって困ることなんかねえだろうがよ!」

用心棒「お前は気楽でいいな。その能天気さ、少し分けて欲しいものだ。」

冒険者「おうおう、分けられるもんなら分けてやるぜ! そんなどんよりした空気なんて出されたら、こっちまで暗くなっちまうぜ。」

用心棒「一応聞くが、今回のターゲットの情報はすべて把握してるか?」

冒険者「もちろんよ! なんかアヤシイ儀式をやろうとしてるってヤツだろ?」

用心棒「・・・それだけか?」

冒険者「お、おう・・・悪いかよ。」

用心棒「はあ・・・頼むから、もう少し危機感を持ってくれないか。」

冒険者「あん? 大丈夫だって! それこそ用心棒サマのチカラで、チョチョイとやってくれんだろ?」

用心棒「そんな甘いものではない。まったく、国はなんでこんな輩に依頼したのか・・・」

冒険者「言ってくれるじゃねえか。俺だって、やるときゃやるんだぜ。」

用心棒「いいかよく聞け。そんな甘い考えだと・・・お前、死ぬぞ。」

冒険者「え? 俺が? はっはっはっは! ないない、それだけはない!」

用心棒「どこからそんな自信が湧いてくるんだ?」

冒険者「だって俺、今まで死んだことないしよ。次も絶対大丈夫だって!」

用心棒「・・・こいつは紛れもない、正真正銘の阿呆だ。う、胃がキリキリする・・・」

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【声劇台本】 用心棒もつらいよ

 

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声劇台本 おこってるでしょ

【1人用 声劇台本】おこってるでしょ 男1:女0

 2020年5月25日
 2020年5月26日

 

おこってるでしょ

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配役

男の子 :

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あ、きたきた。おいしそう~。
へへ、いただきまーす!

はふっ、はふっ、あつい!
うん、うん、ああ、おいしい~!
今日はぜったいハンバーグ食べるんだって、決めてたんだ。

うん、うん、ああ、やっぱりおいしい。
ここ、いつもお店の前にいっぱい並んでて、前から気になってたんだよね。

でも、ひとりで並ぶのもさみしいし、いつかは来てみたいなって、ずっと思ってて。今日は付き合ってくれてありがとう!

・・・あれ、どうしたの、食べないの?
あ、もしかして、キライな食べものでも入ってた?
えっと、タマネギとか! ね、タマネギでしょ!

ええ、じゃあどうして食べないの?
せっかくおいしいのに、冷めちゃうよ?

そういえば、ずっとハンバーグのこと考えてたから気が付かなかったけど、今日、いつもより口数少ないよね。

いや、ふつうじゃないよ、ぜったい!
いつももっとしゃべってるって!

どこか、具合でもわるいの?

あ、ぼくなにかしちゃったのかな。
そうなんでしょ、それでおこってるんでしょ!

話してくれないんだね。ちょっと、さみしいな。

うう、もったいないからそのハンバーグすこしもらうよ!
はむっ、はむっ、ああ、やっぱりおいしい~。

はっ! ちがうんだよ、ハンバーグがおいしすぎて・・・
っていうか、話してくれないんだったら、ぼくにはどうすることも・・・あ、ハンバーグを食べることしかできないんだから。

ちょっ、そんな目で見るのやめてよ。
ぼくのこと、バカにしてるでしょ!

・・・・・・

ハンバーグ、もうちょっともらうよ。
ああ、おいしい~。

だからそんな目で見ないでってば!
ああ、おいしい~。

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声劇台本 おいてかないで

【4人用 声劇台本】おいてかないで 男1:女3

 2020年5月24日

 

おいてかないで

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配役

こーじ :
難病持ち。とある病院に入院している。

きりみ :
持病でこーじと同じ病院へ通っているが、友達にはそのことを打ち明けていない。

女生徒A:
きりみの友達。

女生徒B:
きりみの友達。

==============================

こーじ 「やあ、待ってたよ。」

きりみ 「あ、こーじくん。今日は外出て大丈夫な日なの?」

こーじ 「うん。天気もいいし、気分がいいんだ。」

きりみ 「そう、よかった。」

女生徒A「なに、この人きりみのカレシ?」

女生徒B「えー、きりみちゃんカレシいたのー!?」

きりみ 「ううん、そんなんじゃないの! こーじくんは・・・わたしのおにいちゃんなんだ。」

こーじ 「え、いや、ちがうけど・・・」

きりみ 「(こーじくん! 話合わせて!)」

こーじ 「そう、実は、おにいちゃんなんだ。」

女生徒A「え、さっき違うって?」

女生徒B「あやしーい! ねえねえ、どういう関係?」

きりみ 「あーもう、こーじく・・・おにいちゃんのばか!」

こーじ 「あ・・・なんか、ごめん。」

女生徒A「で、きりみになんか用? お・に・い・ちゃん?」

こーじ 「いや、特に用はないんだけど・・・散歩してたら、気分が乗っちゃって。ちょうど学校の近くまで来てたから、きりみちゃん、元気にしてるかなって、立ち寄っただけなんだ。」

女生徒A「あっははは、散歩ついでにきりみに会いにきたってわけ? それなに散歩? あ、にい散歩?」

きりみ 「ちょっと、くだらないこと言ってないで。ほら、いくよ!」

こーじ 「え、行っちゃうの?」

きりみ 「だって、特に用はないんでしょ。」

こーじ 「それはそうだけど・・・」

女生徒B「きりみちゃん、言い方きついよー。このひと、ちょっとかわいそう。」

きりみ 「いいのよ、用もないのに来る方が悪いんだから。」

女生徒B「えー、でも。おにいちゃんさん、ごめんなさいね。」

きりみ 「なんでアンタがあやまるのよ。」

女生徒B「だって、かわいそうだから・・・」

こーじ 「きりみちゃん、体の方は・・・」

きりみ 「ちょっと! それ以上言ったら、ただじゃ済まさないからね。」

こーじ 「え?」

きりみ 「あたしたち、これから映画観にいくの。アンタに用はないのよ。わかったら、さっさと帰って。・・・ほら、いくよ!」

女生徒A「へいへい。きりみも言うねえ。」

女生徒B「あ、まってー!」

こーじ 「きりみちゃん、ちょっと待ってよ!」

きりみ 「ついて来ないで!」

こーじ 「うっ・・・」

きりみ 「あたしがどこでなにしてようが、アンタには関係ないんだから。ほっといてよね。」

こーじ 「きりみちゃん・・・。無理、してないといいけど。」

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朗読台本 雨2

【1人用 朗読台本】雨 2

 2020年5月22日
 2020年5月24日

 

雨2

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配役

語り :

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雨。

雨は嫌いだ。

穏やかな日常に、いきなり降り注いできやがる。

冷たいし、寒いし、何よりお天道様の光がここまで届かなくなっちまう。

周りが暗いと、気持ちまで沈んでくるんだ。

大体なんなんだ、水が降ってくるって。

水は空気じゃねえんだよ。液体だ。

液体だったらおとなしく地面と仲良くしとけってんだ。
海とか川とか、湖とか、そういうので十分なんだよ。

それが空から垂れてくるなんて、気味が悪いったらありゃしねえ。

ああ、この感じ。
この皮膚を伝う感じが最高に気持ちが悪い。

もしこの世から雨がなくなったら、やれ農作物が育たなくなるやら、やれ砂漠化が進んで人が住むところがなくなるやら、問題も出てくるんだろうが、そんなことに俺を巻き込まないでほしい。

よそでやってくれ。頼むから。

ああ、くだらねえ。

こんなことをうじうじ考えるなんて俺らしくもねえんだよ。
そんなことに時間を使うなんて無駄なだけなのに。
なんで浮かんでくるんだよ。
それもこれも、全部あの雨のせいだ。

ああ、早く止んでくれ。

このいつ止むかわからない、自分で制御できない感じも大嫌いだ。

いつまで待たせる気だ、俺を。

早く、早く止んでくれ・・・早く。

これ以上、俺の機嫌を悪くさせないでくれ・・・

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朗読台本 雨

【1人用 朗読台本】雨

 2020年5月20日
 2020年10月30日

 

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配役

語り :

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雨。

雨は好きだ。

日頃抱えているたくさんのことを、すべて洗い流してくれるようだ。
屋根に当たってはねる音も、道端に生える草をうるおす音も、車が走って水たまりを飛ばす音も、みんなみんな大好きだ。

雨の音を聞いていると、落ち着く。

ひとりの時間ができる。

自分という得体の知れない生きものに、心の中から問いかけることができる。

いま、お前は息をしている。

呼吸をしている。

・・・生きている。

せわしない日常を過ごしていると、まるでそれを忘れて死んでいるかのように感じるけど、こうして改めて自分を見つめると、ああ、生きてるって心地がする。

心臓の鼓動を感じる。

この生命の灯火を、簡単に消してはいけない。

くだらない、やりたくもないことに時間を割いてはいけない。

自分に素直に。

自分の歩みたい人生を生きるんだ。

そうすることで、この生命の炎がますます紅く燃え上がって、生きがいってやつを感じることができるようになるんだ。

燃やすんだよ、もっと、もっと強く。

・・・雨は好きだ。

周囲の雑音をかき消してくれる。

こうして自分に問いかける時間をくれる。

これから先、どんな困難が立ち塞がろうとも。

また雨が降る限り、自分は自分でいられそうだ。

雨が好きだ。

そう、雨が、好きなんだ。

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声劇台本 きれいな石

【2人用 声劇台本】きれいな石 男1:女1

 2020年5月18日
 2020年5月24日

 

きれいな石

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配役

青年 :
少女 :

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少女「ねえ見て、きれいな石。」

青年「え、どれどれ。」

少女「ほら、これ。」

青年「わあ・・・ほんとうにきれいだ。これ、どこで見つけたの?」

少女「えっとね、そこの茂みをぬけたところ。ほかにもへんなものがいっぱい落ちてたよ。」

青年「へんなもの?」

少女「うん! 一緒にきてみる?」

青年「ああ、うん。」

 

青年「・・・・・・!!」

少女「どうしたの?」

青年「まって、それ以上近づいたらだめだ!」

少女「え、どうして?」

青年「いくんじゃない!!」

少女「やっ、はなして、いたいよ・・・」

青年「ごめん、つよくやりすぎた・・・いいかい、よく聞いて。あれは・・・もとは人だったものなんだ。」

少女「えっ、ひと? でもぜんぜんそんな感じしないよ。」

青年「うん、もう変わり果てた姿になってる。じつは前に、同じものを見たことがあるんだ。・・・すぐそばに、見覚えのあるイヤリングがあった。ぼくがその人にあげたものと一緒だったんだよ。」

少女「じゃあそのひとが・・・」

青年「きっとなにかの見間違いだ、って何度も何度も思ったけど・・・だめなんだ。その日を境に彼女はいなくなったままだし、そのかたまりを彼女だって思うのが、いちばんしっくりきたんだ。もう、それ以上考えるのがいやになったんだよ・・・」

少女「・・・ごめんなさい。わたしのせいで、いやなこと思い出させちゃって。」

青年「いいんだ。ぼくのなかではもう気持ちの整理はついてる。きみはなにも悪くないよ。さあ、もう帰ろう。その石は、ここに置いていくんだ。」

少女「うう、せっかく拾ったのに。でもしょうがないよね。・・・ばいばい。」

青年「(それでいい。ぼくたちは、なにも見なかったんだ)」

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【声劇台本】 きれいな石

 

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